社会人しながらTOEICを3か月で705→905点にできた

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先日3月15日、TOEICのスコアが発表され、905点を取得!

三か月で705点→905点と200点のスコアアップを、英語を全く使わない分野の業界でフルタイムで働きながら達成できたことが本当にうれしかったです。

今回は目標達成のためにやってきた勉強を備忘録がてらまとめていこうと思います。

 

 

 

略歴

プロフィール

・25y/o

・国立大教育学部英語学科卒業

・社会人二年目(英語を1秒たりとも使わない業種)

大学生時代はゲームに明け暮れており、ストレートでの卒業もぎりぎりだったので当然資格勉強は全くしてませんでした。

 

スコア推移

・2021年10月頭 勉強開始

・2021年11月28日受験 705点(L355 R350)

・2022年1月30日受験 785点(L405 R380)

・2022年2月27日受験 905点(L475 R430)

 

TOEICを受けようと思ったきっかけ

・今の会社の収入的な伸びと社会的ステータスへの将来的な懸念

・転職活動を行うための武器を作りたかった

・語学力のリハビリ

・99%定時退社なため時間的な余裕があった

使用した教材

TOEIC公式問題集 5, 7, 8

おススメ度 5/5

TOEICの学習方法として最も定番である公式問題集。実際の問題と比べるとやや易しめな難易度になっていることは否めませんが、それでも問題傾向はおおむね踏襲されています。意地悪な問題が出題されていても「公式だから」で許せるのが個人的にはメンタルに良かったです。本番想定の時間で解く→解説を見直す の流れがおススメです。

 

・既出問題集 3 

おススメ度 4/5

日本ではTOEIC公式が「問題の公表はしていない」とアナウンスしていますが、なんとお隣韓国では公式から過去問を掲載した問題集が出版されています。しかも破格のコスパで、10セット分掲載されています。日本の公式問題集と比較してみても圧倒的です。

公式問題集 Reading Listening 2セット掲載 3300円 (日本)

既出問題集 Reading Listening それぞれ別冊で10セット掲載 3090円 ×2 (韓国)

ただし、解説と訳は当然ハングルで書かれているため、何も参考になりません。

Listeningは解説がなくても正解がどれか英文を見たらわかるケースがほとんどであるためまだしも、ReadingではPart 7の和訳、Part 5の復習で苦しむことになります。

・Readingスコアが400前後

・友人にTOEICオタクがいる

・韓国語が読める

のうちいずれかが当てはまらないと有効な教材とはなりにくいため、万人におすすめできるものではありません。

一方でTOEIC中級者以上の受験者にとって、公式の実際に出題した問題に触れる機会は月1回しかない(本番)状況であったところをこの教材は補ってくれるため、今までの「TOEIC800→900は300時間程度の勉強時間が必要である」という概念は崩れつつあると思います。

 

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

おススメ度 4/5

文法問題の対策はどうしても公式問題集だけではサンプルが少ないため予想問題集を使って補う必要があると感じ購入。

実際に解いたのは500問くらい。一問20秒で解く訓練とその中で捨て問題判断、ケアレスミスを減らす訓練にも使える。解説が丁寧で誤答の不正解理由もしっかり解説してくれることが多いのが魅力。語彙問題が少なめでやや易しめなのが多く、本番レベルの難しさのものが少ないのは欠点だが近年の傾向に倣って改訂版が出たりするかも。

 

スタディサプリ 

おススメ度 4.5/5

TOEIC®L&R TEST対策コース ベーシックプラン 10月~2月

解いた問題量 実践問題集1~8 まで R200問すべて

       実践問題集1~10 実践問題集NEXT1~7 Lすべて

有象無象の胡散臭いTOEICブログ、スタサプに誘導する記事書きがち

なんかみんなあれお金もらってますよね、僕にも案件とかアフィリエイトくれてもいいんですよ?

実際どうなの?って話ですが、自分は得点アップにかなり貢献してくれたアプリだと思っています。

良かった点

①設問ごとに回答時間が設定されているため時間感覚を身に付けることができる

Readingのスコアアップにかなりつながりました。最初の11月受験では全問解ききることができなかったのですが、スタサプの各問題を時間内に解ききることを目標にコツコツ解いていました。本番の1月受験では16分余り(380しか取れてないけど笑)、2月受験は11分程余るくらいまで解答の速度を上げることができました。

 

②スピーカーが本番に近く、1.2倍の速度での発音など高地トレーニングに向いている

本番のイギリス人女性のスピーカーに苦労した人はかなり多いと思いますが、スタサプのイギリス人女性は更に本気です。より高音の声で、強化されたリンキング。1.2倍の状態で解くPart3, 4でメインスピーカーがこの人の時は全問正解するだけでListening 350点程度の力はあると思います。解く→オーバーラッピング→シャドーイング を一生繰り返してるだけでめきめきスコアが伸びます。

 

微妙だった点

①宣伝文句にしている「関先生の授業」は不要だった

スタサプTOEICのCMで「available」について熱く語っているシーンでおなじみ関先生による動画解説が3.4割くらいの設問についているのですが、その殆どが解答解説というよりは特定語彙の解説が中心であり、700点以上の人で語彙力によっぽど自信がない人以外は問題をより多く解くほうが力になると思います。

 

②重箱、意地悪、僅差の選択肢がある問題が少なくない

20セットも自前で用意している以上仕方のないことなのですが、いわゆる悪問は他の日公式問題集と比べて多いです。特にListening。最近の間接解答パターンを踏まえてか、嫌みな返答、選択肢AもBも直接答えてるわけじゃないけど正解が断定されているものなど、もやもやすることも少なくありません。個人的にはスタサプの問題で出る正答率や素点は本番のそれとは全く関係ないと考えてよいと思っています。今の実力の素点を知りたい時は韓国既出問題集か公式問題集を解きましょう。

 

・TIME誌の購読

おススメ度 2/5

英文に触れる機会がTOEICだけだと精読力に欠けると思ったのと、問題解く気力起きない日でも英語に触れることができたらいいなと思い年間購読を開始。

結論から言うとTOEIC学習にはおススメできません。単純に文章と語彙の難易度がTOEICのそれとはかけ離れており、内容もSDGがどうたら、とかアメリカのここがすごい!とかばっかりなので読んでて寒気がするものも多いです。英字ニュースでもネイティブの文章に触れたいのならNewsweek, 日本のなら The Japan Timesとかのが親しみやすいです。

 

 

最後に

今後はやった勉強や本番に向けたコンディショニングとかも気が向いたら書きます!